今年の5月末、パプリカの苗を購入してプランター栽培(丸型)を始めました。ピーマンでもよかったのですが、ピーマンに限らず今は亡き母が畑で作っていて沢山出来て余るほどでした。食べきれずに腐らせてしまうのもどうかと思うし(何せ一人暮らしですから)、どのみちそう簡単にできるはずもないだろうし、作るなら少量で良い。そんなこんなで、パプリカならそう簡単に作れないし実っても沢山出来ずに済むのではないか?と思い、赤と黄色を一株づつ買ってプランターに植え替えました。
作り方はネットや動画で調べました。水履けをよくするために鉢の底に緩衝材の発泡スチロールを砕いたものをミカンなどを入れて有る赤いネットに入れて、その上に『花と野菜の土』を入れて苗を植える・・・。プランターも緩衝材も赤いネットも土も、全ては母が使っていた残り物を使いました。買ったのは苗と水やり用のジョウロくらい。これで本当に苗が育つのか?実が収穫できるのかどうか全く自信がありませんでした。
6月初めになると葉っぱも元気に大きくなりましたが虫にも喰われたので、スプレータイプの除虫剤を散布(これは購入)。その後蕾が現れて花も咲きました。白い小さな花です。そして花びらが枯れて実がつき始めます。一番花は実をつけるとその後の実が大きくならないので取り除かないといけません。しかしワタシにとっては初めてのパプリカの実です。すぐにハサミでちょん切るなんて出来ませんでした。このあと生育に影響が出てもいいからしばらくはどのように育つのか観察する事にしました。ちなみに一番花は赤のパプリカでした。しかし芽欠きもしないといけないのは動画で何度も何度も見て知っていましたが、やはりそこが初心者の愚かさで、経験がないものだから芽を欠くと枯れてしまうような気がして、これもなかなか出来ずに放置していたために葉が多く茂ってきて、何処を芽欠きすればよいのか分かりにくくなってしまいました。もうそうなると風通しが悪くなるために虫が多く発生します。6月は梅雨時期なのでナメクジも這い出すようになります。昼間はプランターの縁の裏側に隠れて、夜になると葉を食べに出てきていたようです。(葉を食べたのは他の虫かもしれませんが)そんな状態が続いてくると、ようやく芽欠き葉欠きの重要さが分かってきます。本腰入れて、バッサバッサと思い切って葉欠きするようにしました。毎日の水やりは朝夕欠かさずやっていましたから枯れるはずもなく、そのあと最初の実も大きくなってきたので惜しい気持ちを押し殺して実を取りました。よく見ると虫喰いの跡もありました。
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